■2005.12.18 オランダ通り祭り(岡山市オランダ通り)

「羽衣」
(インドネシアの羽衣伝説から〜天に昇った若者の物語)

+「ピタゴラ募金箱」


■12月の『オランダ通り祭り』でインドネシアの伝説に取材した『羽衣』を上演、ピタゴラ募金箱を設置しました。全国的に記録的な豪雪があるなど寒い1日でした・・「オランダ通り商店街振興組合」の皆様に、チャリティおもちつきの売り上げを戴くなど大きなご支援を戴きました。皆様本当にありがとうございました。
■AMDAからお借りした写真やピタゴラ募金箱を置いたブース・・新聞の取材を受ける井上代表・・『羽衣』の開演を告げるMCの池田氏と弥勒氏。
■津波で両親を失った青年は、移り住んだ島で美しい庭を造り村人に喜ばれていました。・・・ナレーションは水月なおみさん。
■夜毎現れる花盗人を不審に思った若者が寝ずの番をしていると天女達が現れ・・鶏の声に飛び立つ天女達、残された若い天女・・
■羽衣を失くした天女を家に連れ帰った若者は子どもをもうけて幸せに暮らしていましたが、ある日隠してあった羽衣が見つかって・・
■天女が天に帰ってから魂の抜けた若者はご先祖様に祈り天にかかる梯子をかけてもらって、子どもを背負い・・・
■若者を背負った子どもは雲を抜け天上に・・梯子は消えホタルが家まで案内してくれて・・夫婦親子は再会しました。
■めでたしめでたし、しかし・・ある日地上を見ていた若者は海の異変に気付き・・「間に合わない!」と飛び降りました・・
■「おーい逃げろー津波だー!」・・砂に埋もれた若者に言われ海を見ると・・村人は逃げ津波は若者を呑み込んで・・
■村人が若者を悼んで再建した庭には花が咲き乱れ・・月夜の晩には天女の哀しく美しい歌声が聞えるようになりました・・
MCのチャリティ・アピールがあり、役者さんたちがクリスマス・ソングに乗って募金に・・募金してくださった皆様、ありがとうございました。

■朝日新聞岡山版にも記事を掲載して戴きました。(表現上、若干、当方の役割が誇大になっているようですが・・)