密林美術館
JUNGLE-MUSEUM


開館記念
白谷雲水展
開催中

白谷雲水(B.C.3000頃〜)水や大気、雨、霧、太陽などを使い、屋久島の森の中に具象とも抽象とも
受け取れる生きた植物による立体作品を作り続けている自然派の巨匠。特徴はほとんどの作品の
表面を覆い尽くす多彩な種類の苔。その作品は観る者をして畏敬の念を抱かせるほどの迫力を持つ。


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微笑の部屋

        
『私設税務署員』鼻の高い米コミックのようなとぼけた男の顔         『落日』かつてのスター「襟巻き蜥蜴」を思わせる作品である。


                 
『二丁目の男』年老いた男娼の耳に飾った枯葉が哀愁を漂わせる。        『二人』どんな時でもこいつと一緒ならやって行ける。凸凹コンビ。


        
『貪欲』何にでも食らいつくダボハゼに託した人間の欲望の戯画。        『楽園の記憶』エデンにいて人間を堕落させた蛇の姿。



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幻想の動物園

           
『大いなる亀』道教でいう玄武か?抽象化が進んだ時期の幻獣。         『混沌』大蜥蜴、角竜、陸魚などが見えます。混乱?混沌?



『眠り』大いなる獣の眠り。背中の表現の荒荒しさがまた寂寥感を生んでいる。


             
   『燃え上がる象』苔むし草を生やした長い鼻が印象的。         『無題』巨大な昆虫か?見る者を不安にさせるような形象。  


           
     『千年の夢』樹の周りにとぐろを巻いて眠る竜。どんな夢?       『キメラ』デビルマンのシレーヌのエピソードを彷彿とさせる合体獣。


           
『大蝙蝠』岩の向こうから顔を出す巨大な蝙蝠をシルエットで見せる。       『牛鬼』背中から首の表現の力強さ。骨と化した前足。異様な迫力。



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