はんざき伝説 NEO神楽☆幻組 幻日会
はんざき伝説の舞台、その物語を画像で追ってみよう。音楽は作・演出の白神貴士が担当、今回は琴と銅鑼、和太鼓をメイン楽器に使用、ナレーションの大西千夏さんが 要所で笛を入れて下さった。
太兵衛と松の夫婦が深夜、大主(大ハンザキ)の尻尾の一撃で淵に呑まれる場面、尻尾に足下をすくわれる。
大主を退治に行くという彦四郎を必死になだめる村役の権兵衛。


彦四郎は淵に飛び込む。綱を持つ弥次郎と梅、 権兵衛も心配で加勢…彦四郎はハンザキに呑まれるが、内側から腹を裂いて退治する。
ところがその夜から毎晩、彦四郎の家の戸を泣きながら叩く者があった…
戸を叩くのは殺された大主の家族ではないかと語る梅と弥次郎。 寝込んだ彦四郎一家を心配してやってきたのだ。
彦四郎の家から、見舞いに来ていた権兵衛が出てくる。 「死んだ…みんな死んだ…他にも…」恐怖に震える村人達。

そこへ出てきたのは何やら妖しい旅の行者。 彦四郎が大主を退治したのは自分がけしかけたせいだと謝り、通力で大主の霊を鎮めるという、半信半疑の皆の前で 呪文を唱え始めると、淵の水面に大主の霊が現れる。
大主の霊は「これまで喰われた眷属を思えば殺め足りない」と語る。 行者は「これより、はんざきを喰うのを止め、神として祀る」と、 権兵衛に約束させる。 大主は、はんざき大明神にと変身し、湯原の守り神となる。
最後は花火が上がって大団円となりました。
1ヶ月でゼロから創り上げる強行軍にも関わらず、立派に舞台を仕上げてくれたキャストの面々、またサポートして下さった、スタッフ・はんざき祭り関係者のの皆様、温かく見守って下さった観客の皆様に深い感謝を捧げます。
霧に包まれて神秘的な風情のはんざき祭り会場…この光景も忘れがたい物でした。
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