DEMON OF LOVE [2]
▲妖しい楽の音が鳴り響き、呆けたように座り込む真済聖人を鴨継が捕まえる。が、「死して鬼になる」と聖人が唄うのに恐れを成し
金剛山の聖地に帰して正気に戻そうとする。だが聖人は明子をあきらめられず飲食を断って絶命、身の丈十尺の鬼となって染殿へ。
▼日毎夜毎に染殿へ現れる鬼を明子は夫の如く迎え睦み合う…息子である天皇は事の次第を聴き、高僧を伴って染殿を訪れる。
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