第7章 6.8-3 青少年旅行村
街への橋を渡る。手前側は砂を残した河岸。街側はコンクリート護岸になっている。が、水の綺麗さが違う!
透き通っている・・底の砂まで見える。こんな大きな川で・・・。水清きゆえにか岡山市内を流れる旭川ほどには
魚は棲んでいない。澄んでいるから棲んでいない(笑)
街に入るとすぐに"よろづや"というか食料品と雑貨を扱うお店が見つかった。近所の主婦らしき方々が夕食の
おかずを買いに来られている。今日は煮炊きしないのですぐに食べられるものを・・あまりないか・・結局、
バナナとキャラメルコーン、小魚&アーモンド、ソーセージとポカリの1.5lを買う。いつもの間食メニューに似ている!
防虫スプレーも忘れずに買う。
帰りにも猿の群れの移動と出会う。母猿のおなかに小猿がしがみついている。ここはバス路線では時計回りの
終点。ここと永田を結ぶ西部林道には大型バス等は通らないので動物が安心して横断してるのだろう。
帰ると乾燥機が後10分くらい。その後でと思い管理事務所にに『後でシャワーを使いたいのですが』と声をかける。
『ボイラーを沸かすから10分くらい待ってください。』ちょうどいい。というか、私一人のためにボイラーを沸かして
もらうのももったいない話だが、汗もかいてるので許してね。乾燥機が終わって脱衣場へ、使い捨てパンツを
捨てる用についてる袋に入れようとするが入らない。良く見ると新品も無理だとわかる大きさ。あきらめる。
お湯の温度調節がシビアすぎて・・・というか、私がぬるいの好きなのだろうな、熱めで我慢の子であった。
水で冷まし気味にして出る。あー!扇風機が欲しい。使い方というより、やや使いにくい造りなのかな、ここは・・・。
さて飯にしましょう。涼しいので外で食べることにして買い物ブクロとウェスト・ポーチを提げて散歩に出る。
磯の方に出てみよう・・・おおおっ!!!なんだこの岩は!?
溶岩性の岩石だろう。黒々と続く磯の光景は瀬戸内の白砂青松を見慣れた目にはまるで異星の光景に映る。
ソ連のSFが出来そうだ(いやいやもうソ連は無い)デジカメに収めるために感動のおももちで岩を飛び回る。
荷物が無いと身軽だ。この上で食べようか・・・いやいや、もう暗くなってしまったので帰ることにしよう。